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虫
2021.10.11
山奥に住まないお灸仙人を目指している川村です。
木のないところでも、いろんな昆虫に止まられるため、気味のせいかと恐れている今日この頃です。
「気味」??
今日は「気味」についてお話したいと思います。
東洋医学では体臭や口臭などのにおいの種類によって、病んでいる臓器を推察するものの一つです。(鍼灸院満月では患者様を直接嗅ぐことはしませんのでご安心ください)
たとえばこんなものがあります。
あぶらくさい、羊肉のような臭い
肉が焼け焦げたような臭い
かんばしい、きびの甘い臭い
なまぐさい、生魚の臭い
腐れくさい、腐敗臭
西洋医学でも
メチルメルカブタン(魚や野菜の腐ったような臭い)
アセトン(甘酸っぱい臭い)
アンモニア(尿のような臭い)
ジメチルサルファイド(生ごみのような臭い)
硫化水素(たまごの腐ったような臭い)
現代でも、古代でも、病態を把握するときに臭いが役立っていたんですね。
健康であればこのような臭いはないのですが、もし気になることがありましたら、お気楽に伝えてみてください。