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おウチお灸
2021.11.15
お灸仙人を目指している川村です。
鍼灸には
血流を改善
痛みを鎮める
炎症を抑える
自律神経の調整
といった力がありますが、鍼と灸の大きな違いの一つに、ご自身でもできるお灸があるということがあげられます。
最近、気軽にできるセルフケアとして注目されているのですが、やり方が良く分からないし、なんか怖いと躊躇されている方に、基本的なやり方をご紹介したいと思います。
まず用意するものは
①お灸
薬局や通販で販売されています。
●強(ハード)
●中(ライトやレギュラー)
●弱(ソフト)
など熱さを選べるものが多いです。
初めての方は熱刺激の弱いものから試してみるといいかもしれません。
②ライター
マッチでも大丈夫です。
③灰皿
いらなくなった陶器のお皿でもいいです。
④ペン
ツボに印をつけるためです。
⑤水
火のついたお灸を落としたり、熱かった時の消火の為です。
この5つです。
今回ご紹介するツボの場所は
膝の痛みや脚のむくみ、胃腸を整えて免疫力をupさせるツボとして有名な「足三里」です。
位置は、膝のお皿の下にあるくぼみから指4本分下がったスネの外側にあります。
↓↓↓
ではさっそく始めていきます。
1 足三里に印をつけます。
2 台から外すタイプは台から外して、一個一個バラになっているタイプは台座の裏の薄紙をはがすとシールになっているので、指にくっつけて、火をつけます。
ツボに貼ってから火をつけるとライターの火が熱い場合があります。
3 ツボに貼ります。
ツボが冷えていると、熱さを感じにくい場合がありますが、台に近づくと温かさを感じられるようになります。
※熱すぎると感じた場合は無理をせず、取ってください。
4 温かさを感じなくなったら取ります。
以上です!
身体がだるくなったりするのを予防するために、お風呂前後、食事の前後30分は避け、慣れるまで1日1回、膝の痛みや脚のむくみが気になる方、胃腸を整えて免疫力を強化したい方は「足三里」に1~3回から始めてみてください。
治療院でしかできないお灸もありますが、台座灸というお灸はとっても簡単で、さまざまな痛みや不調の改善に活用できるものです。ご家庭でもぜひお役立てください。