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イライラしやすい
2022.1.11
お灸仙人を目指している川村です。
東洋医学では「気」というエネルギーが全身を巡って生命活動を維持していると考えられており、その流れが悪くなると、さまざまな不調を起こすと考えられています。
その中の一つに「肝」の経絡が何らかの原因で滞るとイライラしやすい体質になるということがあります。
イライラが続くと頭痛や消化器官の働きが低下することもあり、侮れません。
今日は滞るとイライラしやすくなる「気」を強く押し流してくれる作用の強い経絡の「大敦(だいとん)」をご紹介したいと思います。
★場所は足の親指の爪の付け根の人差し指側です。
ここは垂直に押すのが難しいので、親指を両側からはさむようにして、押さえては緩めを繰り返して行います。
「大敦」は二日酔いにも効果のある、肝機能を高めるのにおススメのツボでもあります。
以前よりイライラするようになったなと感じた時には、心と体は別だと考えるのではなく、しっかり身体を休ませてあげて、栄養もたっぷりとって、プラス!大敦のツボも刺激してみてください!