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慢性便秘
2022.1.18
お灸仙人を目指している川村です。
今日は慢性的な便秘についてお伝えしたいと思います。
東洋医学では、たとえ毎日出ていても、残っているような感じがしてすっきりしない場合や
力を入れないと出ないなども「便秘」とされています。
そこで今日は「列欠(れっけつ)」という
肺の機能を高めることで便秘の解消につながるツボをご紹介したいと思います。
なぜ大腸ではなく肺なのでしょうか?
東洋医学では皮膚は肺の一部と捉えており、大腸がスムーズに汚れたものを出せないと、肺の経絡(気の通り道)に逆流して肌荒れするとも考えられています。
大腸と肺は表裏関係にあるので深いつながりがあり、肺の機能が弱くなると大腸にもさまざまな不調を起こすと言われています。
大腸にいろいろ刺激しても効果が見られない方や慢性的な便秘の方はぜひ
肺と大腸のバランスを整えてアプローチしてみてください。
★場所は親指側の骨のふくらみです。
このツボは肺の機能を高める効果があるため、咳や息切れ、喉の腫れや痛みにも効果があります。
食物繊維や水分をたっぷり摂る
適度な運動をする
お薬を飲むなどに
プラスして東洋医学のツボを試してみてください。