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痛風
2022.2.12
お灸仙人を目指している川村です。
今日は風が吹いただけで痛いといわれ、とても辛い病気なのに
発作が出るとなぜか笑われてしまうことの多い「痛風予防」に効果的なツボをご紹介したいと思います。
痛風とは尿酸値が高くなり、関節に尿酸塩というものが溜まり、それが炎症を起こすため激烈な痛みを生じさせるというものです。
東洋医学では、脾胃(消化器官など)の昇清作用の働き(気血を全身に巡らせる力のようなもの)が弱くなり、
身体に熱や水分が滞り、足のあたりで「湿熱(しつねつ)」といって熱と水分が合わさった状態が発生し、気血の流れが悪くなる。
その気血のめぐりが悪くなることで、痛風の痛みが発生するという考え方もあります。
そこで1番オススメのツボはブログでも何度もご紹介させて頂いている「足三里(あしさんり)」です。
☆ 場所は膝のお皿の下にあるくぼみから指4本分下がったスネの外側です。
本当に万能のツボで、身体の中の気血の巡りを良くし、体内の余分な水分を出してくれます。
冷えた身体を温める作用も強いですが、痛風のように、一部に過剰に熱がある場合には正常まで冷ましてくれます。
「太衝(たいしょう)」というツボも熱を冷ましてくれる効果があるので一緒に刺激してみてくださいね!
☆場所は足の親指と人差し指の骨の間を足の甲に向かってさわっていき、骨で止まる手前のへこみにあります。
痛風を発症してしまった時は早めに病院へ行きましょう!!