冷え症でお困りの30代女性の患者さまがご来院下さいました。

冬場にある程度、手足の先が冷たくなるのは当然のことですが、手足の先端がかなり温まりにくいような場合は冷え症であると考えられます。

来てくださった患者さまも、こたつに入っても温まらないくらいの重度の方でした。

東洋医学では本人が冷えているような感覚があるときには、皮膚があまり冷たくなくても「冷え」があるとされています。

全身の温かさに必要とされている「陽気（ようき）」を箱灸や台座灸のお灸で補い、透熱灸で身体を温める効果のあるツボに集中的に刺激し、陽気の源を補うことに重点を置きました。

何をしても温まらなかった足がお灸をしてから「温まるようになった」とのお言葉を頂き、嬉しい限りです。

冷えは万病の元といわれており、肩こりや便秘、不眠や免疫力の低下など、さまざまな不調が起こりますので冷えを解消することはとても大切です。

根本的な体質改善につなげられるよう、これからも全力で施術いたします。