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生理前の乳房部の張り
2022.3.10
お灸仙人を目指している川村です。
今日は月経前になると乳房部の張りが辛い方にオススメのツボをご紹介したいと思います。
月経前に乳房が張ったり痛くなる原因は、女性ホルモンの濃度は周期的に変動するため、排卵時から周期の後半に濃度が急上昇し、乳腺が発達するために体積が増え、乳腺全体が張って痛みを感じるなど、多くは女性ホルモンが関わっていることが多いようです。
痛みや張りがあっても月経がくると症状は軽くなり、自然になくなるため、当たり前なことだと諦めている方も多いかも知れません。
東洋医学では痛みを起こしている状態を正常とは言いません。
乳房部は「肝(かん)」に関わりがあり、張りや痛みという症状も「肝経(かんけい)」の影響が最も強いと考えられています。
「肝」の働きが弱くなってしまうと「気」の流れが滞ってしまい痛みを起こすため、流れを良くするツボ「太衝(たいしょう)」をオススメします。
☆場所は足の親指と人差し指の骨の間を足の甲に向かってさわっていき、骨で止まる手前のへこみにあります。
太衝は「肝経」の「気」の流れが盛んになっていくツボでもあり、ここに刺激を加えることによって「気」の流れを良くし、張るような痛みを和らげてくれます。
そして高血圧や頭痛、脇痛にもよく使われるツボです。
「生理の前はしょうがない」と諦めている方もぜひお試しください!