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あん摩の手技
2022.9.3
どうも!中村です。
今日はあん摩の手技についてお話ししたいと思います。
専門的なブログを書くのは何日ぶりだろ笑
あん摩は硬くなった筋肉を揉んでほぐす事を想像されると思います。
それだけじゃないんです!!
「按摩」は元々古代中国で発生したもので、「按」は おす、おさえるといったこと、「摩」はこする、なでる、さする、といったことを意味します。
筋肉を対象に揉捏法(※後述)を主として、押したりさすったり、揉んだり叩いたりすることで筋肉の硬結を取り除きます。筋組織の循環が良くなり、新陳代謝が高まって栄養も高まるため、機能も盛んになります。
あん摩の手技は主に7つありますのでご紹介したいと思います♪
① 軽擦法
やり方:なで、さする
作用:強い軽擦は循環系の流通を良くし新陳代謝を高める。鎮痛効果。
② 揉捏法
やり方:おし、こね、つまみ、搾るように揉む
作用:筋組織の循環を良くし組織の新陳代謝を盛んにし栄養を高め機能を盛んにする。
③ 叩打法
やり方:リズミカルに叩く
作用:神経や筋の興奮性を高め血行を良くし機能を亢進させる。筋肉が麻痺して動かしにくくなった時に行います。
④ 圧迫法
やり方:軟部組織(筋肉)を深部に向かって押す。
作用:神経の機能の抑制により神経痛、痙攣を押さえる。神経痛など痛みが強い時や便秘などの腸の動きが悪い時に用います。
⑤ 振せん法
やり方:手指を細かく震わせ振動を与える。
作用:神経や筋の興奮性を高める。
⑥ 運動法
やり方:関節運動をする
作用:関節内の血行を良くし関節液の分泌を促し、関節運動を円滑にして関節拘縮を予防する。
⑦曲手
叩打法の変形
以上があん摩の手技になります♪
私も最初授業で習った時は手技の多さにびっくりしました。
皆さん是非、中村のあん摩の手技を堪能しに鍼灸院満月に足を運んでください♪