鍼灸院 満月

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鼻づまり

2022.2.21

お灸仙人を目指している川村です。

 

花粉症の季節になり、鼻づまりの症状が出てきた方も多いかもしれません。

今日は鼻づまりに効果的なツボをご紹介したいと思います。

 

鼻がつまると口呼吸になり、喉や気管を痛め、風邪なども引きやすくなってしまいます。

間違っている方も多いですが、実はは消化器で、鼻は呼吸器なのです。

鼻には毛が生えていて、病原菌から体を守ってくれたり、水分を蓄えているので多少乾燥した空気を吸っても喉や気管に入るまでには潤っています。しかし、口は呼吸器ではないため、そのような機能は備わっていません。乾燥した空気がそのまま気管や肺に入ってしまい、気管支を傷つけて免疫機能も低下してしまうのです。

鼻づまりになってしまう原因には

鼻の粘膜の腫れ

鼻漏(鼻じるがたまること)

鼻茸(鼻ポリープ)

鼻の軟骨や骨のゆがみ

 

などがあります。適切な治療を受けるには、早期発見と正確な判断が欠かせません。耳鼻咽喉科での診察や検査をおすすめします。

 

 

東洋医学で鼻づまりは「肺」「大腸」の機能が低下していると考えます。

東洋医学の「肺」「大腸」には水分代謝や、呼吸機能の調節、皮膚の働きなども含まれているので「肺」も「大腸」もどちらも正常に整える必要があります。

 

今日ご紹介するツボは「肺」と「大腸」に働きかけるツボで「迎香(げいこう)」です。

 

 

☆場所は左右の小鼻のくぼみで、ほうれい線上にあります。

両手の人差し指の先で、鼻を両脇から挟むように優しく押してみてください。

「嗅覚が回復してりをえられるようになる」ということから迎香(げいこう)と名付けられたくらい、嗅覚障害にも効果があったため古くから使われてきたツボです。ぜひ優しく刺激して試してみてくださいね!

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