鍼灸院 満月

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食欲がない

2022.2.26

お灸仙人を目指している川村です。

 

今日は食欲不振に効果的なツボをご紹介したいと思います。

 

食欲不振の状態が続くと、体重減少や筋力低下、栄養状態の低下などを引き起こし望ましくありません。

 

原因はストレス・睡眠不足・妊娠・飲み過ぎ・高齢化…など、さまざまな事が考えられますが、そういった原因により自律神経のバランスが乱れることによって胃腸などの消化器の不調をもたらし、食欲不振へと繋がります。

 

そして

体重が減少している

むくみがある

みぞおち辺りが痛い

熱がある

黒い便がでる

などの場合、病気が隠れている可能性も考えられます。

病気の場合、早めに治療を開始することで重症化を防ぎやすくなります。

 

東洋医学では食欲不振を「納呆(のうほ)」といいます。

胃は口から食道を経て送られてきた飲食物を受納(受け取り)し、さらに内容物を腐熟(初歩的な消化)し、脾と協力して消化・吸収、栄養素を全身に送り養うのですが、この胃の作用が低下したり、乱れると食欲が無くなると言われています。

 

ここでイチオシのツボは「関門(かんもん)」です。

 

⭐︎場所はおへその上指4本上で(赤いシールの高さ)

赤いシールの高さで横に指3本のところ(少し見えにくいですが白いシールのところが関門です)

関門(かんもん)」は古来、胃と腸の境目のところにあるため、門が閉じて食物を納めることができなくなった疾患(食欲不振)を主に治すため、この名が付けられたそうです。

 

そのほか、腹痛下痢むくみなどにも効果があるので、ここはぜひ台座灸で温めてみることをオススメします。

 

 

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