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うなじの痛み
2022.3.8
お灸仙人を目指している川村です。
今日は首が痛い中でも後ろの部分、うなじ(首の後)が痛い方に効果的なツボをご紹介したいと思います。
人の首は、3~4kgもある重い頭を支えるという 重要な役割を担っていて、普段から負担がかかりやすいものです。
痛くなる原因には
・精神的なストレス
・過去に頭を強く打った
・良くない姿勢でパソコンなどの作業
などによって頭部を支えている多くの筋肉が過度に緊張し、血行が悪くなり痛みを起こしていることが考えられています。
そして首の痛みはまれに命にかかわる病気のサインであることがあるので
・痛みがどんどん悪化するような首の痛み
・首の痛みに加え、手足のしびれや痛み、動かしにくさの症状もある
・頭痛、めまい、吐き気などもある
などの場合は整形外科や脳神経外科へ受診することをオススメします。
東洋医学では「気(エネルギー)」の流れが悪くなると痛みを生じると言われています。
首の後ろの真ん中に(背骨のライン)「督脈(とくみゃく)」という経絡(エネルギーの通り道)が通っていて、気(エネルギー)が詰まってしまわないよう整えてあげることが大切になってきます。
督脈という経絡の中にある「大椎(だいつい)」というツボは、うなじの痛みに効果的です。
☆場所は首を前に曲げると一番飛び出る骨の下のくぼみになります。
このツボには風邪や咳、気管支喘息にも使用されているツボで、少し寒気を感じたりした時には温めてあげると一層効果的です。
パソコン作業やスマホ操作で目・首肩が疲れたときに気軽に試してみてください!!