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口内炎
2022.3.29
お灸仙人を目指している川村です。
今日は口内炎に効果的なツボをご紹介したいと思います。
口内炎とは、口腔内の粘膜に起こる炎症の総称です。 頬や唇の裏の粘膜、のど、舌など、口腔内のあらゆる粘膜にでき、 痛みや不快感から生活の質を低下させます。
原因はさまざまで、ストレスや栄養不足などによる免疫力低下や、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激、ウイルスなどによる感染が考えられています。
多くの場合、ストレスや疲れがたまって抵抗力が低下した時などに起こりやすいとされていますが数日~10日ほどで自然に治るものが多いようです。
そして注意が必要なのが、口内炎と間違えやすい病気に、舌がんや白板症などがあります。 これらの病気は、口内炎と異なり自然に治ることはないため、口腔外科での治療が必要です。
目安として2週間以上、症状が長引く場合は医療機関を受診しましょう。
東洋医学で舌や唇は「脾(ひ)」と「胃(い)」が深い関係があり、口とつながっているとされています。脾胃虚弱となってしまい、食べたものをうまく消化・吸収できていなかったり熱が溜まってしまうと口内炎ができてしまうという考えがあります。
そこでオススメしたいのが「脾」と「胃」の働きを整えてくれるツボ「豊隆(ほうりゅう)」です。
☆場所は脛(すね)の少し外側で、膝と足首のちょうど中間あたりの高さに位置します。
「豊隆」は「脾」と「胃」がつながるツボで、「気血(きけつ)」が盛んにあるところ、また「肌肉(筋肉)」が豊かに盛り上がっていることから「豊隆」と呼ばれいてるそうです。
便秘や下半身の腫れや痛み、頭痛にも効果なのでぜひお試しください!