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身体の形状記憶
2023.2.18
おはようございます、もらったバレンタインのチョコをいつの間にか子どもに食べられていた吉原です(>_<) …でもカワイイからいいや♪
今日は久し振りに鍼について語ろうと思います。
よくお電話やメールで「肩凝り・腰痛なんですけど何回通ったら治りますか?」といった質問をいただくことがあります。
詳しく検査や問診をしないと原因が分からないので推測でしかお答えすることができませんが、肩凝りや腰痛になってからの期間が長ければ長いほど治療の期間も長くなります。
その理由は身体には形状記憶する性質があるからです Σ(・□・;)
例えば、肩に負担を掛ける時間が長いほど常に負担を掛けた状態に、背中を丸くしている時間が長いほど常に猫背の状態になります。
手を「グー」にして、力いっぱい10秒間握ってみましょう。
その後に力を抜いても「グー」の形から変えにくくなりませんか?
まさに、瞬間的に指の筋肉が形状記憶してしまった状態です。
悪い状態が長ければ身体はそれを記憶してしまうので、治療で良くなっても身体は記憶した悪い状態に戻ろうとします(>_<)
ですので良くなった状態を身体に覚えさせるのに期間が必要になってきます。
状態によって週1回なのか週2回なのかは違いますが、身体が悪い状態を忘れて良い状態を覚えるのには2~3ヶ月かかるので、治療を始めてから2、3回で「痛みがなくなったからもういいや」とならないようにしてください。
そうなると、また身体が悪い状態に戻って痛みも再発してしまいます。
治療 → 再発 → 治療 → 再発 の繰り返しです(-_-;)
ここで大事なポイント( *´艸`)
身体が良い状態を覚えたら終了ではありません‼
せっかく身体が良い状態を形状記憶したのなら、それを長持ちさせましょう♪
家計簿で収入より支出が多いと赤字ですよね??
筋肉も一緒で、ケアより酷使が多いと悪くなります。
※筋肉が正常に働かなくなる・血管や神経を圧迫する等
デスクワークが多い方は腰や肩、首のウォームアップやストレッチは必須で筋トレも重要になります。
「酷使しているから筋トレになっている」
「酷使しているからそれ以上負荷を与えない方が良い」
と間違った認識をしている方がいらっしゃるので説明しますが、筋トレは正しいフォーム、なおかつ正しい負荷で行わないと意味がありません。
筋トレで筋肉の強度を上げ、酷使してもある程度耐えられるようにしておく方が良いと思いませんか?(*^▽^*)
「自分でケアするのがめんどくさい」、「ケアできてるのか心配」という方は身体がしんどくなる前にお越しください(^O^)/