お灸仙人目指す川村です。

写真のようなお灸を燃えている途中で手で取るとき、熱くないのか聞かれることも多いのですが、今日はお灸の温度についてお話ししたいと思います。

もぐさを自分の指でひねって成形したものを艾炷（がいしゅ）というのですが、その艾炷の赤く燃えている部分は100℃になっています。

しかし、目に見えなくても皮膚からは汗の水分がずっと出ているので、柔らかい艾炷ともなると温度は約50℃以上60℃未満まで下がると言われています。さらに皮の厚い指で触ると、ほとんど熱さは感じません。

いかに空気を均等に含ませながら柔らかい艾炷をつくるか、どれだけ空気を含まさず硬い艾炷をつくるかによって、熱さの調節をしています。

日々の終わりのない練習だけは誰にも負けないと心を燃やしている川村の灸をぜひお試しください！