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トレーニング時の呼吸
2023.10.31
おはようございます、出勤時に電車内を見回しながら「何かブログのネタになることはないかな」と探すのが癖になってしまった吉原です(-_-;)
指導者についてもらってトレーニングしたことのある方は「息を止めないで」と言われたことがあると思います。
今日は、なぜ息を止めてはいけないのかをお話ししたいと思います(^O^)/
私も良くトレーニング中に「息を止めないでください」と声掛けしますが、止めてしまうとカラダにどんなことが起こるのでしょう?
正解は、「血圧が上がって下がって再び上がる」です。
重たいものを持つときに「んっ!」といきんだことはありませんか?
これは「バルサルバ法」と呼ばれ、いきむと胸腔内圧が上がって瞬間的に筋肉の力を上げることができるのです。
力が入りやすくなるというメリットはありますが、いきむ時に血圧は上昇します。そしてそれを解除した時に元の血圧よりも低下するのです。
その後血圧は再上昇するため、血管に負担をかけてしまいます。
血圧上昇は血管が若く丈夫だと問題はないのですが、動脈硬化が起こっている場合は非常に危険です(>_<)
血圧低下はスクワットなど、立位で行うトレーニング時が危険ですね!
ただでさえ心臓より高い位置にある頭に血液を送るのに血圧が必要なのに、いきんだ後は血圧が低下する為にめまいやふらつきが起こり、ひどい場合は失神してしまいます。
これを防ぐためにはバルサルバ法を使わないよう、息を止めないのが大切なんです。
トレーニングであれば数を数えるのが良いですね(^O^)/
みなさんも安全にトレーニング(健康目的)を行うためには息を止めないよう気を付けましょうね(*^▽^*)
※バルサルバ反射とバルサルバ法は違いますので検索する時はご注意ください