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透熱灸
2021.10.20
お灸仙人を目指している川村です。
今日は私の全てといっても過言ではない(?!)透熱灸についてお伝えしたいと思います。
透熱灸とは
散り艾という、こちらの良質のもぐさを使用し、
(こちらが散り艾です。↓)
指でひねって患者さまのツボや、痛い場所の肌に直接置いて、線香で火をつけるものです。
大きさは
・お米一粒~半粒分が一般的で、
形は
・円錐形
・両端が細くなっているもの
・糸のように細い形
など、鍼灸師によって形はさまざまです。
(キャップの上にいろんな形のものを置いてみました↓)
皮膚の一点(1mm四方くらい)に集中して深部まで熱を加えることにより、体が防御反応を起こすため、その反応を利用して免疫力を高めます。
透熱灸が他のお灸と一線を画しているのは、
・チクッと鍼が刺さったような熱さを感じることと、
・ある程度強い熱刺激が皮膚の深部にまで加わること、
この両方が揃うと、いくつもの免疫細胞が時間差で増加し、その働きを維持します。
ツボの上で、薄いかさぶたができれば、それを排除しようと免疫細胞も躍起になるので、ツボを刺激し続けてくれます。
治療効果が非常に高いことが証明されている透熱灸ですが、まだまだ広島でも数少ない、
皮膚の上で直接燃やす透熱灸を鍼灸院満月でぜひ体感して効果を実感してください!