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お酒
2021.11.26
お灸仙人を目指している川村です。
今日はお酒好きな方にとっては欠かせない肝臓の働きを助けるツボをご紹介したいと思います。
なぜ肝臓なのでしょうか。
アルコールは飲み過ぎると様々な臓器に影響を及ぼすと言われていますが、肝臓へのリスクが一番高いと言われています。
肝臓には、食物から吸収された栄養素をそのまま利用することができないため、必要に応じてそれらを分解したり、消化に必要な「胆汁」を分泌します。肝臓に障害が起こったり、胆汁の流れが悪くなってしまうと、血液中に胆汁が増えてしまいます。胆汁は黄色のため、白目や皮膚が黄色くなってしまうのはそのためなんですね。
そしてアルコールや薬剤など、体にとって毒となるものを中和する働きがあります。
適量であれば問題なくても、飲み過ぎてしまうと分解する作業に追われてしまい、肝臓が疲れ果ててしまいます。
その結果、肝機能が低下し、解毒作用ができなくなり、疲れやすくなったり、食欲がなくなったり、むくみなどの症状も報告されています。
東洋医学における「肝」という臓でも、解毒で働きすぎて機能が弱くなってしまい、感情の起伏が激しくなったり、目の充血、耳鳴り、月経異常、などさまざまな不調を引き起こすとされています。
そのため肝臓を元気にさせる必要があるんです!
ツボの名前は「曲泉(きょくせん)」といい、膝を深く曲げた時に出来るシワの先端です。
他にも腹痛や膝関節の痛み、脚のむくみや疲れ、こむら返りにも効果的です。
飲み過ぎてしまった時には肝臓の「曲泉」ぜひ使ってみてくださいね!